子どもたち一人ひとり、
日本語との関わり方や経験、家庭環境、目標は異なります。
Hawaii Keishoでは、一人ひとりの「今」を大切にし、
それぞれのペースや興味に寄り添いながら、
日本語や日本文化とのつながりを育んでいきます。

継承語教育とは?

継承語とは、家庭や家族のルーツ、地域社会とのつながりの中で受け継がれることばです。その背景には、文化や価値観、習慣、歴史、人とのつながりなども含まれています。これらは自然に身につくものではなく、子どもたちが幼い頃から日本語や日本文化に触れ、人と関わり、さまざまな経験を積み重ねられる環境や機会があってこそ育まれていきます。

ハワイでは、日本にルーツを持つ子どもたちだけでなく、日本語や日本文化に興味を持ち、学びたいと考える子どもや家族も多くいます。また、地域のお祭りやイベント、日本食スーパーやレストランなど、日本文化は長い歴史の中でハワイの暮らしや地域社会の一部として受け継がれてきました。日常生活の中にも、日本語や日本文化に触れられる機会が数多くあります。

Hawaii Keishoでは、それぞれの背景や経験を大切にしながら、日本語・日本文化・コミュニティを通して学び、つながる場を目指しています。日本語を「勉強する教科」としてではなく、人とつながり、自分を表現するためのことばとして大切にし、家族だけでなく友達や地域の人々との関わりの中で自然に使う機会を大切にしています。また、歴史や文化を受け継ぐだけでなく、現代の日本にも目を向け、日本への旅行や人との交流をより豊かなものにできるよう、日本語や文化への理解を深めていきます。

私たちは、日本語や日本文化を学ぶことを通して、一人ひとりが自分らしさ(アイデンティティ)や居場所を見つけ、地域や社会とのつながりを育み、日本とのつながりを、それぞれの人生の中で大切に育んでいけることを願っています。



Hawaii Keishoの継承日本語プログラム

日本を離れて生活する子どもたちにとって、日本語は日本とのつながりを育み、自分らしさを支える大切なコミュニケーションの手段です。

Hawaii Keishoでは、教科書を使わず、テーマに沿った活動や文化体験、遊び、会話などを通して、日本語を自然な形で聞き、話し、伝え合うことを大切にしています。

家族だけでなく、友達や先生、地域の人々との関わりの中で日本語を使うことで、語彙や表現を豊かにし、自分のことばとして身につけていきます。

また、日本で暮らしていたら自然に経験していたかもしれない季節の行事や文化、遊び、食、ものづくりなどを地域の仲間とともに体験し、時にはみんなで新しい活動をつくり上げていくことも大切にしています。

ご家庭とのつながりを大切に

海外で子育てをしていると、「日本語を話す機会が少ない」「日本文化に触れる機会をどう作ればよいのだろう」と悩まれることもあるかもしれません。

Hawaii Keishoでは、ご家庭だけですべてを担う必要はないと考えています。地域や仲間とのつながりの中で、日本語や日本文化に触れ、人と関わる経験を積み重ねることも、継承語教育の大切な一つの形です。

宿題はありません。私たちは、日本語を「勉強」として家庭に持ち帰るのではなく、ご家庭で日本語や日本文化に自然と触れるきっかけが増えることを大切にしています。

例えば、日本語で少し会話をしてみる、日本の絵本を一緒に読む、日本食を囲んで話をする、日本の歌やアニメを楽しむなど、それぞれのご家庭に合った形で日本とのつながりを楽しんでいただければと思います。

Hawaii Keishoは、そのようなご家庭での会話や体験のきっかけづくりをお手伝いし、ご家庭と地域がともに子どもたちの成長を支えるコミュニティでありたいと考えています。

保護者の皆さまにも、子どもたちと一緒に日本語や日本文化を楽しみながら、成長を温かく見守っていただければ幸いです。子どもたちが「日本語を勉強する」のではなく、「日本語、日本文化のある暮らし」を楽しめるよう、ご家庭とともに歩んでいきたいと考えています。